ワクワクする夢を持って

昨日、エデュケーショナルバレエコンペティション決選が終了しました。
予選通過を目指していたSちゃんは決選になり一気にテンションが下がりやる気が感じられず、付き添いの私はイライライライラ…
直前は気分を上げることを大事にしていますが、さすがの私もブチっと。
そんな気持ちでやるなら、周りの子にも審査員さんにも迷惑だし失礼。
今までやってきたこと、レッスン審査と予選で学んだこと全てが無駄になってしまうよ!
最後の1回、全力を出し切って!!
と喝を入れ、ようやくエンジンがかかり、無事に本番を迎えホッ💦
昨日までの気合いがどこに消えてしまったのか…
周りの絶対やってやる!!という気迫に圧倒されたのか?
実力差を感じ自信が持てなくなったのか?
もしかして、具合悪いのかな??
いろいろなことを考えました。
その結果、目標=やる気を失った事が原因の1つじゃないかと辿りつきました。
目の前の目標をクリアしていくことが、成長につながると今まで考えていました。
トウシューズが履きたい!
1人でバリエーションを踊りたい!
コンクールに出たい!
入賞したい!
今のところ一人一人が順調にそれぞれのペースで目標の階段を登っています。
でも、そのずっと先に地平線や宇宙のような、大きなワクワクする『夢』がなかったんですね。
ワクワクキラキラする『夢』
私の仕事でもあり使命なんだなと気付かされました。
今の子、特に都会の子は親御さんも含めとてもクールでシビアです。
それはスタジオを始めて常々感じること。
サッカー選手になりたい!
メジャーリーガーになりたい!
バレリーナになりたい!
子どもには無邪気に夢を持って欲しい。
どうせ無理だし、プロになるわけじゃないし
お勉強して無難に大学行って就職して…
お勉強ももちろん大切ですよ!
バレリーナだけで一生を終える人はいません。
バレリーナだって1人の人間。
人として魅力的になってほしい。
そのためには学校、友達、勉強ももちろん大切。
教養のないダンサーは踊りにも出ちゃうしね…
バレエだけをガツガツギラギラひたすらやればいいとは決して考えていません。
レッスン量が多ければそれだけ上達につながるのも確か。
でも、いろんなことを学んで吸収しているダンサーは踊りにも味が出てくるし、表現も豊かになります。
恋愛も大切❤︎
恋愛そっちのけでバレエだけしていたダンサーの愛のパドドゥなんて説得力ないですよね笑
来年は、目標設定だけではなく
その先のワクワクする『夢』をみんなが持てるよう導いていきたいです。
バレリーナになりたい!
はもちろん
あのダンサーといつか踊ってみたいな。
◯バレエ団に入りたいな。
ローザンヌコンクールに出場したいな。
など、大きなワクワクする夢。
どうせ無理… なんて思わずに、一緒にワクワクしましょう