伝える力・キャッチする力

今日もこれから発表会練習です。
もうここまで来ると、伝えたいことは全て伝えているので、それをいかにキャッチして消化して自分のものにするかが大切になります。

私は小さい頃細かく教えてもらえませんでした。運動神経と見よう見まねで、なんとなくできてしまって、そのまま大人になってしまい…
後悔先に立たずとはこのこと。子どものころにきちんと基礎や細かいポイントを教えてもらえてたらな…と思うこと多々。

そんなわけで、私はしつこいほどに細かな指導をしています。
それは技術的な事や基礎だけでなく、目線や手足の感覚・ニュアンスなども伝えます。
技術や基礎だけじゃ、単なる体操になっちゃいますからね。バレエは芸術なので!

子どもたちがキャッチするまで何度も何度も言い続けます。
たまに、あーもう言うの嫌だーー と諦めたくなりますが、ある時ふっとカタチになっていたりするんです!!
きっと自分の中であーだこーだと消化してたんでしょう。
あの瞬間はいつも感動します。

ニュアンスを伝えることも難しいですが、キャッチするのも子どもにはすごく難しいことだと思うんです。
あと、具体的にこの辺りの筋肉は緩めて、ここの筋肉を伸ばして… なんて指導することもありますが、子どもたちにしてみたらナンノコッチャ?ですよね笑

でも、私は言い続けますよ!
きっといつか、あっ!!って気付いてくれる日を信じて。

では、今日も行ってきます。